2014年10月28日

NHKヒストリア 飛鳥地方の巨石文明

先日、NHKで放映されたヒストリアで、飛鳥地方の巨石文明について取り上げていたのが印象に残っています。

日本の古い建造物というと木造を連想しますが、飛鳥地方に残っている遺跡には石造りのものが多く、それは他では類を見ない特殊な遺跡とのことでした。
番組冒頭ではその謎に関してミステリアスに扱っていたので「もしや宇宙人が作ったとか、そんな内容じゃないよな・・・」と心配になりましたが、そこはNHK、しっかりと解答を準備してくれていました。

何でも、その時代の日本(倭国)は朝鮮半島の百済と親密な関係を築いていて、百済が石造りの建造物に関する技術を持っていたので、それを供与してもらったそうです。百済側が日本へ技術陣を派遣してくれたおかげで、巨石の輸送や加工に関するノウハウを取得でき、当時としては革新的な建造物などを造ることが出来たとのこと。

しかし、この百済ですが中国(唐)と新羅に挟撃されて滅んでしまうのです。

そして、ここからが驚きなのですが、なんと日本(倭国)は百済の仇を討つために百済の残党と組んで中国(唐)に戦争を仕掛けるのです。
どう考えても勝てるはずがない大国に、百済には義理があるからと戦争を仕掛けたなんて初めて知りました。やはり日本人は義理堅かったのだな、と改めて感心した次第です。





Posted by shun  at 22:32 │Comments(0)

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